さよならラッコ

昨年末から容態が良くなかった看板娘のミールが一月に永眠し、他の水族館からお婿さんとして来てもらっていたロイズともお別れすることになって、長いことサンシャイン水族館の目玉となっていたラッコの展示が明日で終了となります。
今日はお別れに行ってきました。
　　
今ラッコは絶滅の危機に瀕し、輸出を禁止しているそうです。
その為、簡単に補充するわけにはいきません。
このサンシャイン水族館の展示終了により、都内で生体のラッコを見ることはできなくなりました。
でも、減った大きな理由の一つはロシア人の毛皮目当てによる乱獲だよねぇ；
　
カフェでは歴代のラッコの貴重な映像や実にかわいらしい写真の数々が展示されていました。
看板が中途半端に映っているのは下のパネルがメインだからw
　

　
絶えず人だかりが出来ているラッコ水槽は、それでもロイズ君がいつもどおりヤンチャぶりを発揮していました。
スタッフさんともこんなに仲良しだけど…新しい地でも元気でいてね。
　

　
　
折角なのでＰＣのライブラリの中から撮り溜めていたラッコ写真を厳選してみました。
ちなみに水槽前のアクリルに水しぶきが一杯付いてたり、非常に早く泳ぐ為にブレッブレになったりで被写体としては難易度高目；
　

地上でまったりミール。
　

　
プラスチックの植木鉢はミールのいいおもちゃだったようです。
　

手前がロイズ、奥にミール。
ファインダー内に二匹揃ったところはわりと珍しい。
　

ロイズとスタッフさんが握手w
 
　
アクリル越しに見ていただけの筈だったのに、いろんな思い出が湧いてきます。
　
実はラッコが●した瞬間の写真を持っているぞwww
違うＰＣに入っているので今は出せないけど。
確かにいいもの食ってるなと思わせる●でした；　

水槽の底の奥にお気に入りのおもちゃか何かがひっかかっちゃったらしく、何度も潜っては底を漁って空気が足りなくなると上に戻るを繰り返していたことがあったよね、ミール。
心配になってスタッフさんに伝えたんだけど、あの後取ってもらえたかな？

　

六個の大型浄化槽、そしてご飯があれば豪華海鮮丼が作れてしまうような魚介類の餌と、この館内で一番お金がかかるのがこのラッコだったそうですが、その価値は十二分にあったと思います。
たまに北海道でラッコが漂着する事もあるそうなので、またここに来てくれるといいなぁ。