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萩尾望都SF原画展に行ってきた [コミックス]

時々街角に設置してある、自治体の広報掲示板にらしからぬ絵柄のポスターが一枚。
珍しく気が向いて読んでみると、吉祥寺美術館で萩尾望都氏の原画展が開催中!?
丁度時間もあるし、これは行かねば。
広報掲示板、侮れません。 
 
 

 
20160413.jpg

 
私の少女マンガ暦は24年組全盛期よりちょっと後で、氏の作品は「11人いる!」くらいしか知りません。
が、同時上映の「扉を開けて」目当てで行った映画でそのストーリーの完成度、キャラクターの多彩さに圧倒されたのはよく覚えています。
文庫版探して「続…」も読んだけど、続はイマイチだったなぁ;
 
 
いやあ、良いものは色あせないってつくづく思えますね。
流石にギャグ描写には時代を感じさせますが、スペースファンタジーという名に相応しいイメージの膨らませ方と緻密な作画、人間描写の丁寧さには引き込まれます。
 
氏の漫画暦は同時に出版技術の歴史にも見えます。
例えばタイトルを直接貼りこんでいたり、今だったら個別に描いてレイヤー化して合成ってところを、キャラクターの原画を直接切り抜いて下の素材と組み合わせる等の工夫がみられます。
そういう意味でもちょっと面白い展示ですね。
二色カラーって懐かしいなぁ。
 
「11人…」以外にもターンAはわかりましたね。
といっても、これ誰だ?ってなキャラもいる;
それでも女装ロランは見間違わないwww
 
 
こんな程度の人間がいっても面白かったくらい、見所満載な原画展。
これで100円ていいんですか?
開催は5/29まで、GW後に展示の一部入れ替えがあるそうなのでまた行ってみたいですね。
近いし、七時半までやってるし。



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