劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き 初日舞台挨拶付き [映画]
岩合さんの撮られた写真は何度か拝見していますが、BSのは環境が整わず見れずじまい;;
なので映画化と聞いていつ行こうか楽しみにしていました。
そこに新宿で初日は舞台挨拶があるというものだから、それは是非行かねば!!
ということで、まずは舞台挨拶の様子から。
岩合さんはノーネクタイでさっぱりとしたジャケット姿、ナレーションの吉岡さんは黒を基調とした、流行りの二の腕出しスタイルながらもシンプルなワンピース姿です。
進行のおねいさんのご挨拶とお二人の登場後まずは、岩合さんの「いいこだね~」で会場が湧きます。
続いて吉岡さんの「ここに集まった方は仲間だと思っています」の言葉に暖かい拍手が送られました。
吉岡さんも番組のファンで、なおかつご実家で五匹の猫を飼っていらっしゃるとのことで、ナレーションの話をいただいた時はとても嬉しかったそうです。
その時の心境が「棚からぼたもち」ってw
その時の心境が「棚からぼたもち」ってw
猫好きからすれば垂涎もののお写真を次々と撮られている岩合さんですが、物腰は柔らかく、何かを押し付けることなくただ寄り添う…そんな姿勢が猫たちの自然な姿を引き出しているのだなと感じられました。
吉岡さん曰く「日本一猫に好かれている方」です。
映画の撮影時の様子は取材先の林檎農園の皆さんはいい意味で放っておいてくださったので撮影がやりやすく、また林檎やりんごジュースを沢山くださったのでスタッフの肌がみんなツヤツヤになったそうです。
そんな映像に声をあてる吉岡さんは映像を見て、スタッフさんと打ち合わせしながら定例文ではない、見た時思ったことを話そうと心がけられたそうです。
吉岡さんのお声は岩合さん曰く「猫に好かれる声」だそうです。
最後に見どころをお二人にお聞きしましたが、岩合さんはラストで登場猫の成長と血の繋がりを実感して欲しい、撮影時は涙でファインダーが曇るくらいだった(映画は二時間程ですが何年もお付き合いした岩合さんにすればそうですよね)と。
吉岡さんは家族の空気感や小さなコでも生命力を感じられる、見終わったら猫ならずとも大切な存在がいれば抱きしめに帰りたくなります、とのことでした。
この後まだ舞台挨拶に回る予定の忙しいお二人でしたが、にこやかに去られて上映が始まります。
ちなみに席が入退場口に近かったのでお帰りはご拝顔出来てラッキー♪
ちなみに席が入退場口に近かったのでお帰りはご拝顔出来てラッキー♪
で、ここから本編の感想です。
なるべくネタバレは気を付けています。
青森はりんご農家に住むコトラ一家の成長記録と、合間に世界のネコを追ったシーンがインサートされているという構成です。
ドキュメンタリーなので13匹もいりませんw
世界のネコは、そのコたちにあった時の思い出話を主に岩合さんが語られています。
住んでいるところが違うと習性も変る…とはいえ、ネコはどこにいてもネコのようですw
予告とか劇場版のサイトとか見てるとコトラという猫が主役のようですが、どちらかというと実際の主役ははそのお子さんのリッキー君とハナちゃんなのね。
農家さんのペットというより、ヒトとネコで付かず離れずの家族二組の同居という感じです。
吉岡さんの声は落ち着いてて映像と競うことも喧嘩することもなく、すーっと入ってくるかのようです。
で、私が映像みてて思った事とナレーションがものすごーく一致するのよねw
音楽は心地良いなぁ。
世界編のはちょっとアイルー村のに似ていると思ったwww
「流石! 岩合さん」と思えるのはその家で子猫が生まれて生後二、三日くらいの時のこと。
岩合さんが目の前でカメラを回しているのに母猫がご飯を食べに子供を置いていくのがもう凄い。
そんなにこのヒトを信じちゃってるの!?って。
日に日に増えていくことも、時には失ってしまうことも、嬉しいことも楽しいこともヒヤヒヤすることも寂しいことも…全てを暖かく見守った岩合さんの視線…と同時に猫の視線で生き生きと時は流れていきます。
同じようで同じでない季節、受け継がれていく命のバトン。
心が洗われるようなひとときでした。
えー、ただね…欠点がない訳でもない。
それは…眠くなる;
あー、いやいや、つまらないとか退屈だからとかじゃないんです;
では何故かというと…出てくるネコたちがみんな気持ち良さそうに寝てるから;
ええ、気を抜くとつい誘われちゃいますよ!!
ということで、観にいかれる前は是非睡眠をたっぷりと。
コーヒーとかガムとか用意しておくのもいいかも。
では、ネコ好きさんいってらっしゃいませ。
コメント 0